2008-08-12 朝焼け 詩 どこからともなく鳥のさえずりが聞こえ始めたカーテンの隙間からそっと窓の外をのぞき見ると朝焼けで茜色に染まった雲が静かにたなびいていた思わずはっと息をのむ昔から見慣れた景色なのにただ無心で眺めているだけで心が洗われるような気がするやがて窓から差し込む柔らかな日差しそんなところにいないで早く外へおいでよと誘っているかのような眩く暖かな光のベール溢れる涙をぬぐうこともできずただいつまでも立ち尽くし続けた